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2012年2月9日
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生物多様性の構成要素の状況と推移


持続可能使用


生物多様性に対する脅威


生態系保全と生態系の産物よびサービス


伝統的知識、発明、慣行の推移


アクセスおよび利益共有に関する状況


資源移転の状況


基本情報

CBD 分野: 生物多様性の構成要素の状況と推移

CBD 見出し指標: 特定の生物群系、生態系および生息地の規模の推移

キー指標パートナー:

利用可能データ: 地球規模時系列 (マングローブ: 1980 年以降、地域および国内の変化、海草: 1930 年代以降)、地域ケーススタディ (サンゴ礁: 1980 年代以降)

開発状況: 地球規模、国内使用に対して準備完了

理由
生息地の変化および破壊は、生物多様性損失の主な要因の一つと考えられています。さまざまな生物群系、生態系、および生息地タイプの地球規模での範囲の推移分析は、全体としての生物多様性の状況と推移を理解する上で非常に重要な構成要素です。これらの推移に関するデータも、絶滅の危機にさらされている種や個体数の状況を評価およびモデル化する上で重要です。この指標は、生息地の劣化という意味では最も危険にさらされているマングローブ、海草藻場、サンゴ礁における地球規模の推移を評価します。これらの生態系も世界で最も生産性の高い領域で、地域、国内、地球規模レベルで基本的な生態系サービス (食糧、原材料、栄養循環、炭素隔離) を提供しています。海用生息地の範囲指標は、これらの非常に重要なシステムの範囲の変化の程度だけでなく、適切な措置を決定する上で非常に重要な変化の期間や速度にも対処します。
状況
この指標は、多くの生息地タイプをリモート (衛星) センシング技術を使用して地球規模で継続的に今後も評価できるという点ではユニークです。ただし、現在、時系列衛星データは不完全または一部の生息地には利用できないため、指標で使用されるデータは衛星観察と地上での監視の両方を組み合わせて導出されます。
マングローブ:
マングローブの範囲データは、1980~2005 年の 900 の国内およびサブ国内データセットからマングローブの範囲データを生成した FAO 森林資源評価 (FRA) から削除されました。
海草藻場:
地球規模での海草損失の推移は、1879~2006 年の 215 の研究から利用できる海草データの包括的な評価から導出されました。
サンゴ礁:
サンゴ礁の地球規模での定量的データの取得は、現在非常に困難になっていますが、サンゴの範囲推移 (生きているサンゴのパーセントで観察された変化で測定) はインド太平洋およびカリブ海地域に利用できます。
スケール
データを集合または分類して、地球規模、地域、国内 (サブ国内) レベルでの推移を調査できます。
指標

マングローブ、海草、サンゴ状態の範囲


出典: Butchart et al. 2010 の許可を得て掲載

 

指標の解釈方法
減少傾向は生息地範囲が減っていることを示します。これらの生息地が全体的な生態系機能を促進する上で重要な役割を果たすことを考えると、この傾向は隣接系においても変化が広がっていることの指標と見なすことができます。減少自体は生物多様性損失速度の重要な指標であると考えられますが、傾向線の傾斜が急であるほど、減少速度は速くなります。逆に、一定または上昇傾向線の場合は、生物多様性損失が停止または逆転したことを意味します。ただし、この指標からの傾向をほかのデータで補完し、生息地範囲の変化が生物多様性の変化に対してプラスまたはマイナスのどちらに影響するかを決定することが重要です。
現在の筋書き
マングローブ:「FAO は世界のマングローブの約 20%、つまり 36,000 km2 が 1980~2005 年の間に失われたと推定しています。失われたマングローブ森林面積は非常に大きいですが、最近のマングローブ減少速度は、1980 年代の年間平均 1,870 km2 (-1.10%) から、1990年代の 1,185 km2 (-0.75%)、2000~2005 年の 1,020 km2 (-0.67%) に落ちています。これは、年率 45% の損失に相当します」

海草藻場:「1879~2006 年のデータに対して実施された地球規模での海草損失の包括的評価では、海草藻場の既知で測定済み面積の 29% が消失し、地球全体では 51,000 km2 に相当します。減少率は高く (平均年間 0.9%)、1980 年以降加速しており、平均で年間 5%、110 km2 の海草牧草地が失われています」

サンゴ礁:「サンゴ礁は 1970 年代またはそれ以前以来、地球規模での生物多様性の大幅な減少の影響を受けていると考えられており、インド太平洋およびカリブ海地域のサンゴで覆われた領域は、安定化して以前のレベルを回復する前に 1980 年代にほぼ半分まで落ち込んでいます。生きたサンゴがいる礁構造および礁の割合の両方が減少しており、礁関連の生物多様性レベルに悪影響を及ぼしているという兆候もあります」
国内使用
この指標は主に国内およびサブ地域データから作成されるため、国内および地域レベルで作成できます。全レベルでのこの指標の今後の開発に対する継続中の課題は、データ収集に系統的または補完的方法を実施し、これまであまり調査が進んでいなかった地域を組み入れる国内監視計画に関するものです。推移の解釈および海洋生息地範囲の国内指標作成の詳細については、UNEP-WCMC の Megan Tierney (Megan.Tierney@unep-wcmc.org) までお問合わせください。
今後の開発
この指標に対する潜在的原因の調査は、特にこの指標に対してまだ開発途中にある生態系を中心に継続して行います。今後、一時的な傾向を提供できる衛星観察データソースの設定も行います。FRA 2010 の一環として、各国はマングローブの面積に関するデータの提供を要求されました。現在、UNEP-WCMC や NASA などのその他の組織は、複数のデータソースを使用して、地球規模でのサンゴ礁層を更新中です。このプロジェクトは近い将来完了するものと期待されています。
Indicator publications: Mangroves
Indicator Publications: Seagrasses
 TitleDescription
Accelerating loss of seagrasses across the globe threatens coastal ecosystems (2009) Journal Article: Waycott, M., et al. 2009. Proceedings National Academy of Sciences 106, 12377-12381
World Atlas of Seagrasses (UNEP-WCMC 2003)English
Indicator Publications: Coral reefs
 TitleDescription
Flattening of Caribbean coral reefs: region-wide declines in architectural complexity (2009)Journal Article: Alvarez-Filip, L. et al. 2009. Proceedings of the Royal Society Biological Sciences B 276, 3019-3025
Recent region-wide declines in Caribbean reef fish abundance (2009)Journal Article: Paddack, M. J. 2009. Current Biology 19, 590-595
Regional decline of coral cover in the Indo-Pacific: timing, extent, and sub-regional comparisons (2007)Journal Article: Bruno, J., Selig, E. R. 2007. PLoS One 2, e711
World Atlas of Coral Reefs (Multiple Authors 2001)English
Indicator Factsheet

 

 

 

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