2002年、生物多様性条約第 6 回締結国会議で、世界中の政府は「2010 年生物多様性目標」と「 貧困救済と地球上のすべての生命のために地球、地域、国家レベルで現在の生物多様性損失率を 2010 年までに大幅に削減」することを採択しました(CBD COP 6)(決議 VI/26)。この目標は持続可能な開発に関する世界首脳会議(WSSD)で承認され、「生物多様性損失削減」目標のもとにミレニアム開発目標 7(MDG 7)に組み込まれました。CBD COP 8 の決議 VIII/15 で、組織コンソーシアムは 7 つの分野における 22 のキーとなる生物多様性指標セットを開発し、この目標の地球レベルでの達成進捗状況を追跡することを命じられました。このコンソーシアムは 2010 年生物多様性指標パートナーシップ(2010 BIP)の一部です。2010 BIP は、40 を超える国連機関、IGO、NGO、科学学術団体、多国間環境協定、および政府の代表(完全リストはここをクリック)を結集し、同様の目的に向けて作業中のその他の地域イニシアチブとも連携しています。指標開発を支援するためのコアとなる資金援助が地球環境ファシリティ(GEF)と欧州委員会(EC)から提供され、さらにパートナー組織とその他の多くからも追加支援がされました。
すでに確立済みの生物多様性指標(IUCN レッドリスト指数、生きている地球指数など)の開発支援だけでなく、地球規模でパートナーシップによる多くの指標の立ち上げが開始されており、侵略的外来種指標や地域の生態系産物およびサービスに直接依存する社会の健康と幸福に関する指標が含まれています。2010 BIP は、地球規模の指標とサブ地球規模レベルでのその適用性の連携も促進しています。国レベルおよび地域レベルで 2010 年指標方法論の適用に関するガイダンスを提供することで(地球レベルと国レベルでの連携セクションを参照)、2010 BIP はよりローカルレベルでの生物多様性保護活動を支援できます。さらに、国レベルと地域レベルのデータで地球規模の指標を強化できます。また、2010 BIP では共通の目的を達成するためにさまざまな組織間での協働を奨励しています。
生物多様性指標パートナーシップに対する当初の決定は生物多様性条約(CBD)で取り決められたものですが、イニシアチブに対してさらに広範囲に適用できるものと認識されています。これまで、絶滅の恐れのある野生動植物の種の国際取引(CITES)、湿地帯に関するラムサール条約、およびミレニアム開発目標(MDG)が連携されました。現在は、指標を民間セクターに統合するオプションの見直しが行われています。
2010 BIP では、指標セットに関連する主データまたは基本推移のデータベースは構築されていません。そのような作業はキー指標パートナーで行われています。ただし、現在は科学的に正確な成果と CBD 指標セット関連刊行物の当局による集約をコンパイル中です。この情報へは、リソースページからアクセスできます。
2010 BIP は、生物多様性条約(CBD)締結国が発表した課題を取り上げ、2010 年生物多様性目標に関連する生物多様性の推移を監視する科学的に正確な一連の指標を作成し、その結果は世界中の生物多様性保護に関する現在および将来の国レベルでの政策を伝達するために 2010 年に締結国に提示する予定です。世界中のさまざまな専門家組織の活用と科学諮問機関の強力な勧めにより、使用したデータと開発された指標は最高科学水準に準拠します。このように、パートナーシップの成果を明確かつ簡潔に CBD 締結国に示すことができます。CBD 締結国政府は、指標セットが 2010 年までに開発されるよう要求し、そのように期待しているため、生物多様性保護を支援するために国レベルでの政策を策定する際は、組み込まれたイニシアチブの結果を考慮することをコミットしています。2010 BIP は、その他のミレニアムエコシステムアセスメント(MA)プロセスや民間セクターにも積極的に関与し、イニシアチブの可能最広範囲の支持者となります。
科学諮問機関の役割は、2010 BIP プロジェクトの枠の中でデータと方法論水準を見直すことです。具体的には、以下のとおりです。• 開発計画と各指標の成果についての見直しおよび助言• 2010 BIP プロジェクトの一環として地球規模の支持者に配布および広められる各指標の品質保証に関する助言
2010 BIP はさまざまな組織が共通の目的達成に向けて結集する機会を提供し、地球環境ファシリティ(GEF)の支援を通じてのキー指標パートナーへの資金提供のほかに、指標の技術開発を実施しています。各パートナーのデータ共有および生物多様性の推移に関する結束力のあるメッセージ作成面においての協力も促進しています。
さらに、パートナーシップでは地球上のその他の類似した指標イニシアチブを強調し、キー指標パートナーにそこへのアクセスを提供すると同時に、CBD指標の枠組み内またはその周辺で作業している地域またはローカルのイニシアチブにも相互の機会を提供しています。
2010 BIPのメンバーシップは制限されていますが、パートナーシップの作業に関する、フィードバック、コメント、ご提案をお待ちしております。2010 BIP事務局までお問い合わせいただければ、担当者にご照会内容を転送いたします。さらに、2010 BIPは作業計画関連の主なイベントに代表者を送り込んでいるため、パートナーシップのメンバーと会って話をできる機会は十分にあります。2010 BIP の活動や今後の予定についての最新情報を得るには、ニュースレター、BIPNewsをご購読いただき、Web サイトのニュースページを定期的にチェックしてください。
2010 BIP の活動についての最新情報を得るには、ニュースレター、BIPNewsをご購読いただき、Web サイトのニュースページを定期的にチェックしてください。
パートナーシップメンバーが使用できる製品や出力またはコミュニケーション用資料を生成する媒体は多数あります。リソースページを参照してください。
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